チャットツールでの times 文化が結構良いという話

どうも白澤です。
最近夏に近づいてる感がすごい。県内でも今日最高気温 29 度とか出てました。暑い。
ブログの内容が技術的な話ばかりになっているので、今回はちょっと文化的な話を。
連絡ツール、何使ってますか?
流石に IT の会社をやっているので、連絡ツールのデフォルトはメールではなくチャットツールです。メールも使うことはありますが、よくある「〇〇様 お世話になっております」みたいなのがくどい(けど書いた方が良い)から積極的に使うことはないですね。
学生時代とか会社作ってすぐの頃は Chatwork をメインで使ってましたが、今は Slack とか Discord を使っています。
高校在学中は試験的に学年全体チャットとして Slack を導入してみて、ワークスペースの Admin もらって先生と相談しながら運用したりとかしてましたね。みんなが使ってくれるようにカスタム絵文字の追加とか色々やったなぁ。修学旅行の写真の共有とかも全部そこでやってました。
Chatwork も用途によっては悪くはなかったですが、ちょっと evil なところがあったのでメインで使うのはやめました(理由を書くと怒られそうだから書きませんが)。
Slack こそ至高ですね。強いていうなら無料プランだとしんどくなってくるくらい。欲を言えば、Discord みたいな手軽さも欲しいかなと。
times 文化
やっと本題です。
いろんなところで実践されている Slack などのチャットツールでの文化の一つに「times」があります。
times は色んな呼ばれ方、扱われ方をしていて、例えば「社内 Twitter」とか「雑談部屋」とか。何をするものかというと、
- 作業している上で発生した疑問点等のメモ
- 困ったことを独り言がてらつぶやく
- 参考になりそうな記事のリンクを貼っておく
こんな感じのことをするためのチャンネルです。
元々この取り組みは知らなかったのですが、案件先の会社さんでやっていて、実際にやってみたところ結構良かったので取り入れています。
白澤的使い方
自分は times を以下のように使っています。
- 命名は
times
を prefix としてチャンネルを作成- メンバーは自分以外にも入れるようにしておく
- 業務の開始・終了宣言をする
- タスクで棚上げしているもの、進行中のものなどを箇条書きで書いておく(これは毎日)
- 進捗に応じて Edit して更新していく
- 箇条書きはチケット(Redmine や Notion など)があればそれにリンクしておく
- 調査していて良さそうな記事を書き込んでおく
- 作業中のメモ、困りごとなどをつぶやいておく
こんな感じ。
何が良いのか?
実際に取り入れてみて、良かった点が結構あります。
進捗の可視化
times チャンネルにタスクの進捗を箇条書きで書いておくことで、他のメンバーがどんな作業をしているかがわかるので、例えば「この人は今何をやっているんだろう?」が無くなります。
気軽な日報がわりになる
結構前の案件先では日報を厳密に書く必要があったりして大変だったのを覚えていますが(フォーマットとか色々気にしすぎて億劫だった)、times では気軽に書き込める場という前提なので、サクッと何をやっているかを自分用に書いたものがそのまま日報になります。
情報共有の場になる
自分用に残したメモや記事リンクでも、times チャンネルに書いておいたことが他のメンバーにとって有益な情報になっていたりもするので、そういったチャンスを逃さないといった意味でも非常に有用だなと感じています。
課題意識を共有しやすい
お困りごとを書いておくと、他のメンバーがそれを見てリアクションしてもらえます。返信が来たとかそういうことでなくても、例えば絵文字のリアクションがつくだけでも十分効果があると思っていて、自分の中で困っていることを他のメンバーにも認識してもらうことで、ミーティング時などの話題になったりと、隠れた課題を共有しやすくなります。
まとめ
times 文化、対面でのリアルコミュニケーションともちょっと違う、チャットならではの利点があって良いと感じています。対面での雑談で「〇〇みたいなことがあってー」とかを話しても良いですが、チャットであれば見返しが効くので、「〇〇さん前に〇〇について話してませんでしたっけ?」と言った時に振り返れるのがデカいです。
チームでプロジェクトを進めていく上で、かなり有用な文化だと思うので、やったことがない方は是非!